
うなくんて眉毛ないけど剃ってるのかなー。 KOGIです。
そういえば、いつも春華堂のお菓子を贈り物に持っていくときに使う、
「つまらないものですが」という言葉、いろんな意味があるようです。


自分や自分の身内、そして自分の持つ物を低く見せ、相手を尊重しようとする心。
一歩下がった言葉を添える、なんとも謙虚な言葉です。


五千円札の新渡戸稲造は、
「日本人は、どなたかにプレゼントというとき、一所懸命探す。
ようやくの思いで品物を探し当ててくるが、
いざあなたの前にお持ちしたら、あなたがあまりにも素敵な方だから、
あなたの前では私のお持ちしたものがつまらないものに見えてしまいます」
という意味で日本人が「つまらないもの」という言葉を使う、と言っています。
確かにそうだな~と思ってしまいました。
贈り物って、相手にただ物をあげたい、受け取ってほしい、だけではなく、
普段からの感謝や尊敬という思いも込めるものですもんね。

民俗学の本に載っていたのですが、
「つまらないもの」ということで、よくないもの(妖怪とか?)が興味を持たないようにしていた、という説。
お、おもしろい…
ではでは、つまらない記事ですが、読んでいただいてありがとうございました


次の更新は、明日です。